介護老人保健施設サザン一宮における新型コロナウイルス感染症発生の経過報告

先日より、老健入所者及び老健に勤務する職員が新型コロナウイルス陽性と判明した件につきましてご報告致しましたが、現在の状況をご報告致します。

前回ご報告させていただきました5月31日以降、昨日までの時点で新たに入所者3名、老健職員2名の陽性が確認され、累計で陽性者は入所者48名、職員11名となりました。

入所者に関しましては、陽性者と陰性者の区域分けをおこない対応しておりますが、保健所より、転院等の検討をしていただけることとなりましたので、6月6日までに、4名の中等症に当たる方が市内の病院へ転院となりました。

また、発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合は経過観察対象から除外されますが、該当者は、これまでに7名みえます。

なお、陽性と確認された職員11名のうち9名は、保健所より就労許可がすでに出されており、院内PCR検査で陰性を確認し、職場に復帰しております。また、6月末までは、全国の介護職員を対象とした、週に1回のスクリーニング検査(PCR検査)を実施してまいります。

今後も、入所者並びに職員で発熱等の感染症を疑う症状が表れたときには、速やかに院内PCR検査機械等を使用し、保健所の指示のもとに迅速な対応をとってまいります。

老健入所フロア担当の職員と孝友クリニック、デイケア、病棟等の職員は、更衣室・休憩室等を分け、職員同士の接触がないようにし、引き続き定期的な検査をおこない、感染予防対策を継続していきます。

今後も、保健所及び介護保険課の指示のもと、感染拡大防止策を徹底してまいります。ご家族の方及び関係機関の皆様にご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。