介護老人保健施設サザン一宮における新型コロナウイルス感染症の発生状況について

先日、老健入所者及び老健に勤務する職員が新型コロナウイルス陽性と判明した件につきましてご報告致しましたが、現在の状況をご報告致します。

これまで保健所の指示により、老健の全入所者及び老健で直接介助に携わる全職員を対象に、PCR検査を実施してまいりましたが、昨日までに入所者38名、職員8名の陽性が確認されました。

現在、酸素吸入等の治療を必要とする中等症に当たる入所者が7名みえ、保健所に相談をしていますが、市内の病床に空きがないことから、このまま当施設において対応するよう保健所より指導を受けております。

陽性と確認された職員に関しましては、保健所の指示で就労許可が出た場合でも、院内PCR検査機械を使用し、陰性を確認することができ次第就労可としていきます。

今後、入所者並びに職員で発熱等の症状が表れたときには、保健所の指示を待たずに院内PCR検査機械を使用して検査を行い迅速な対応をとっていきます。

引続き保健所及び介護保険課の指示のもと、感染拡大防止策を徹底してまいります。ご家族の方及び関係機関の皆様にご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。

介護老人保健施設サザン一宮における 新型コロナウイルス陽性者判明のお知らせ

入所者及び、入所フロアに勤務する職員が新型コロナウイルス陽性と判明した件につきましてご報告致します。

当該入所者は5月7日より発熱が見られ、採血、画像検査を実施しましたが、急性肺炎などは認められず、抗生剤等の服用で経過を見ていました。しかし、当該入所者以外にも発熱者が見られたため、5月13日に発熱者を対象に院内PCR検査を実施したところ、新型コロナウイルス感染陽性と判明しました。

所管の保健所に連絡し、状況の報告、今後の対応について検討した結果、同フロア全員の入所者を対象に検査実施予定となり、15日以降に検査の実施、17日以降に結果が判明する予定です。

現在、市内においてもコロナ感染者が多数報告されており、市内の病床に空きがないことから、状態が悪化した場合においても当施設において対応するよう保健所より指導を受けております。

職員につきましては、出勤時・業務開始前に必ず検温をしており、発熱等のある職員は勤務していない点、勤務中は常時マスクの着用、頻回な手指消毒、定期的な換気、館内の消毒等、日常から感染予防対策を実施しており、保健所からは職員の濃厚接触者はなしと判断されておりましたが、本日(5/14)に陽性者が判明したフロアに勤務する職員が業務開始前の検温で発熱を認め、PCR検査を実施したところ、陽性と判明しました。

上記、保健所に連絡したところ、当該フロアで勤務した職員の院内PCR検査の指示があり、現在順次実施しています。

当該フロアに立ち入る職員の制限、標準予防策として個人防護具(N95マスク、ガウン、フェイスシールド等)の使用、ゾーニング等の感染拡大を予防し、外部からの慰問については全て中止としております。また、緊急事態宣言発令後は面会をWeb、Zoom面会のみで対応をしており、引き続き所管保健所の指導の下、適切に対応していきたいと考えております。 尚、孝友クリニック・併設の介護サービス事業所につきましては、通常通り営業を継続していきます。

院内PCR検査について

 昨年末、ショートステイ利用者で新型コロナウイルス感染症の陽性が出て以来、介護老人保健施設サザン一宮の新規入所、並びに孝友クリニックの新規入院、ショートステイ利用者は全て唾液PCR検査を行ってきました。当初から、迅速院内検査の手段を模索しておりましたが、本日アボット社の「ID NOW(迅速PCR検査機器)」が入荷されました。

 昨日厚生労働省より、高齢者施設のみならず、医療機関も濃厚接触になりうる職員は広く検査を行うことが望ましいと発表があったように、主にリハビリ職、介護職等を対象に検査をしていこうと考えております。今月内は、職員のみを対象とし、徐々に希望者への検査拡充を考えております。皆様も引き続き感染予防対策の徹底をお願い致します。